
畳 の 科 学
イグサとは?
- 原産地はインドと推定されている.アジアでは日本,中国,朝鮮等に自生する.水田でのイグサ栽培は15世紀以降で,備後地方の備後表は有名である。
- 作物的特徴
- 宿根生草本で,地下茎による株分け繁殖を行う.湿地を好み,伸長期には湿潤・高温,硬膜肥大期には多照,収穫期には晴天が多く乾燥する地域が適する.わが国では,水田の冬作として栽培される.茎の中間に花梗を生じて結実するが,花梗着生部位が折れやすく品質が低下するので,養分を豊富にして花梗の発生を防ぐ.植付け,収穫・泥染め等に労力を用し,その省力化が課題となっている.
- 用 途
- 畳表,花むしろ,ござ,編笠,草履等に用いられる.
- 生産地
- イグサは日本を始め韓国,中国,台湾等で栽培されている.わが国では瀬戸内地方が主産地であったが,その後,産地は熊本及び福岡県に移動し,わが国の栽培面積8000haのうち85%を両県が占めている.
畳に使うところ
イグサの長さは、100cmから150cm。もっと短いイグサ輪使った畳表もあるが、100cm以下では使用できない。
一般的には、長いイグサを使ったものほどよい畳表になる。
真ん中の部分は太さが均一で色もよく、ここが長いほどそれだけ美しい畳表ができる。
畳表にはJAS(農林規格)があり、経糸によって区別され
重量・色合いによりランク付される。
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